家相=鬼門 鬼門=家相 

家相=鬼門 鬼門=家相

家相といえば鬼門、鬼門と言えば家相と思う方が多い事でしょう。

しかし鬼門という方位はただの北東を意味するだけのものであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

北東を「鬼門」、南東を「風門・地門」、南西の裏鬼門を(人門・病門)、北西を(天門)とし、それぞれの四隅の方位・方角の陰陽道上の門の名です。

縁起の良いと思われる南東であっても風の影響を受ける門です。基本は、良い風を意味していますが、当然風には悪い風、突風や台風もあるからです。

このように鬼門はただの方位を表す言葉なのです。この考えが「風水では鬼門を悪い方角とは言わない、考えない」ということに繋がるのです。

令和の時代でも、コロナ禍などの感染症で世界が混乱しています。平安時代、疫病や地震、台風、火災、さまざまな天災を、神の祟りである鬼の仕業として恐れていたことから、中国から伝来された四方の門の鬼の名の門を、恐れる方位ととらえることになっていきます。そして、反対方向の南西を裏鬼門と呼び、恐れることになっていきました。

平安時代、京城四隅疫神祭(都)など、「四角四境」の祭祀を行い、世の安泰を願っていました。鬼門を恐れる祭祀を行うのではなく、都全体を守る祭祀をおこなっていたのです。

鬼門、それはただ「北東を意味するだけのこと」である。そう申しておきましょう。

家相研究会